歯ぎしりのマウスピース効果|費用や洗浄の事もコッソリと

歯ぎしりマウスピース

歯ぎしり歴7年の私が、マウスピースの効果や歯医者で作る費用などもお伝えします。

そして、子供でも分かるように、原因はもちろん歯ぎしり対策の予防の事や、長持ちさせる洗い方の洗浄の事までまとめました。

市販の安い値段のマウスピースも良いですが、歯医者で作ったほうが結果安いし安全ですよ。

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『歯ぎしり(プラキシズム)』に悩まされているんですね。自覚症状がなくても、アゴが痛かったりしますよね。

マウスピースってどうなの?って思っているあなたに、7年利用の私が経験から分かった事や、今回この記事を書くのにかなり調べたので、ぜひ参考にして下さいね。

歯ぎしりの原因 どうして起こるの? 

歯ぎしり 原因

分かりやすく簡単にご説明しますね。

ご存知の通りストレス

歯ぎしりの原因は一番にストレスだと言われますよね。仕事の問題・家庭の問題・学校の問題・近所付き合い・介護疲れ・病気の問題などなど、現代人にはストレスはつきものです。そのストレスを発散させる為に歯ぎしりが起こります。

睡眠中などの無意識な状態に、体が勝手に歯を食いしばりストレスを発散させるんですね。

次に疑う歯ぎしりの原因は噛み合わせ

ストレス以外にも噛み合わせが悪くて起こる場合もあります。虫歯や抜歯の治療の後には、となりの歯から少しずつズレが生じて噛み合わせが悪くなるんです。そのズレが歯ぎしりの原因になってしまいます。

そして、年齢と共に噛み合せや歯並びが変わってくるので注意が必要ですね。

この年齢に関してはアナログな感じしか調べてみても情報がないのですが、歯ぐきを丈夫にするように普段から歯磨きに気をつけ、定期的に歯医者に通う対策になります。

歯ぎしりのメカニズムは完全に解明されていないのですが、最近では、お酒やタバコ、コーヒーなどのカフェインの摂り過ぎも原因の一つと言われるようになりました。ドキッとしたあなた。気をつけてね。

歯ぎしりから起こる痛み5選

歯ぎしりは、ストレスからでも噛み合わせでも痛みや病気を併発する事があるんです。ではベスト5をご紹介します。

  • 頭痛
  • 肩こり
  • 歯の噛む面の削れ
  • アゴの痛み
  • 顎関節症

などなどを引き起こす原因になるんですね。顎関節症に関しては、歯ぎしり=顎関節症と言う事ではありません。ですが、歯ぎしりはひどくなると顎関節症になる可能性が高まるそうですよ。あなたは大丈夫ですか?

顎関節症を簡単に

ここで少し顎関節症の事を見てみましょう。

《顎関節症症状》

アゴの周りの筋肉の痛み・口が開かない・物が噛めない・口を開けるとアゴがカクカク音が鳴る・アゴの痛み・めまい・耳鳴り・頭痛などなど。

《顎関節症原因》

歯ぎしりやスポーツの時などが一番多いそうです。アゴの関節に、強い力が掛かると発症しやすいと言われています。また、人によりストレスも原因になるようです。

顎関節症セルフチェック

  1. 食事などで長時間アゴを動かしているとアゴが疲れる。
  2. 口を大きく開けられない。(縦に指3本入れられない)
  3. 開閉時、耳の前辺りでカクカク音がする。
  4. 噛み合わせが悪い。
  5. 肩こり・頭痛・首こりなどの症状がある。

歯ぎしりも顎関節症もイコールではありませんが、お互いに引き金になっていますね。上の症状が1つでもある方は医師への相談をお勧めします。急いで~。

私の痛み

私の場合は特にですが、アゴの痛みがとんでもなく痛いんです。朝の目覚めがアゴの痛みからのスタート…。最悪ですよね。

歯ぎしり自慢をさせて下さい(笑)気付いたのは社会に出た頃になるので、かれこれ20年…。その時はあまり自覚症状がなく、親に言われて気付いたんですよ。2階で寝ている私の歯ぎしりが、1階で寝ていた親に聞こえるくらいの大きな音がしていたそうです。

にもかかわらず、自分で音を聞く事はなかなか難しいので良く分かっていませんでしたが…。

あなたは一度でも、自分の歯ぎしりを聞いたことがありますか?

私は、寝ていて歯ぎしりが始まっている時にパートナーに起こされ『歯ぎしりしてるよ!』『キーキー凄いよ』と言われ、飛び起きたら一瞬、キーキー音がうっすら聞こえ、アゴに凄い力が入っていたのでビックリしました。ホントに凄い音ですよ!!

気付いていない方は、下記で自分で出来るチェックを試してみて下さい。

歯ぎしりセルフチェック

  1. 朝起きるとアゴが疲れている。もしくは重い。
  2. 親やパートナー等から歯ぎしりの指摘があった。
  3. 寝る前より朝起きた時の方が、知覚過敏を感じやすい。
  4. 頬や舌に歯を押し付けた痕がある。
  5. 仕事中や勉強中など集中している時に歯を食いしばっている。
  6. 歯が欠けやすい・折れやすい・亀裂がある。
  7. 下顎の骨が盛り上がっている。(骨のコブがある)
  8. 治療済みの詰め物や被せ物が取れやすい。

マウスピースをする前は、私は殆ど当てはまっていました。私のようにチェックの多い方は早めに歯医者で治療とマウスピースをオススメしますよ。

そして、スマホの録音アプリを使って、一度寝ている時の歯ぎしり音を聞いてみてください。

きっとビックリすると思います。

私も初めて聞いた時は、ちょっと恐ろしかったのを覚えています。まずは、自分の歯ぎしり音を聞くところから!




歯ぎしりは3種類もあるんです

歯ぎしり種類

歯ぎしりと言っても種類があるって知ってますか?

こんな長い間、歯ぎしりと付き合ってきた私も、種類までは知らなかったんです。普通、歯ぎしりって言ったらギリギリ・キーキーするのをイメージしますよね。

実は、3種類のパターンがあります。その3種類合わせて『歯ぎしり(プラキシズム)』と言います。では、その3パターンを見てみましょう。 

グラインディング

上下の歯を強く食いしばり左右にこすり合わせる症状です。『キリキリ』『ギリギリ』音のする、いわゆる「歯ぎしり」とイメージされるものがこのタイプなんですね。

このグラインディングがひどく続くと、歯の表面(噛み合わさる面)がすり減ってきて、更に噛み合わせが悪くなってしまいます。

このタイプの方は、周りに指摘された覚えのある方たちだと思います。まさに私ですね。(笑)本当に自覚症状がない分、ビックリしますが指摘されてみて思い当たることはありました。朝起きた時にアゴが痛いとか、下アゴの中に骨のコブが出来ていたりと…。この骨のコブも、誰もがあるものだと思っていたほどですから。(笑) 

クレンチング

奥歯を強く食いしばり、横に動かさないため音がしなく、音がしない分気付かれにくいのが特徴です。この食いしばりにより、ほほや舌に歯を強く押し付けたあとが残ります。音は無くても歯を強く食いしばっているため、朝起きた時にアゴの痛みが強く感じる方は、クレンチングの可能性が疑われますね。

このタイプの方は、クレンチングの最中に、頬がプックリと膨らんでいるようです。実際に、自分の目で見たことは無いですが、となりで寝ている相手のほっぺが「プクッ」ってなっていたらビックリですよね。つい突きたくなっちゃいます。(笑)

また、クレンチングの方は、日中でも歯を強く食いしばっているため、アゴの筋肉の疲れから色々な症状が出てしまうんです。

《他の病気に気をつけて》

普通、人は1日で約20分しか歯と歯の接触がないんですね。ところが、クレンチングの方は、日中でも食いしばってしまうので、一般的な人より長い時間接触が続きます。それにより、無意識に口呼吸になり、さらに食いしばりが続いた結果、頭痛・肩こり・目の痛みなど他の病気にもつながってしまうんです。最近、肩こりひどくないですか?

タッピング

 名前から想像出来るように、歯をはやく『カチカチ』リズミカルに噛み合わせ音がなるのがタッピングの症状ですね。タッピングは他の2種類より頻度は少なく、歯ぎしりの中でも歯にかかる負担は、一番少ないとされています。

とは言え、音も出ているので、周りからの指摘はあるんじゃないでしょうか。初めて聞いたら「なんの音だ?」「どっから聞こえるんだ?」って驚きますよね。

私は、電車で寝ていてもアゴに力が入っているようで、はっと起きて、音が出てなかったかどうか心配になる事もあるほどですから…。

気になる方は、早めに医師に相談してみてくださいね。

マウスピースの効果を

歯ぎしり効果

マウスピースとは、『歯ぎしりから歯を守る役目=マウスピース』なんです。

歯ぎしりを治すものではないので、マウスピースを使っていれば歯ぎしりが治るということでは無いんですね。それでも、かなり色々な効果があって今まで悩んでいた事も解決できます。

私の体験談も交えて、マウスピースの効果について触れますね。

歯ぎしり音のキリキリ・ギリギリの軽減

歯ぎしりの音を指摘されていた方は、特に必見ですよ。

マウスピースが歯を守ってくれるので歯と歯の擦れる『キリキリ』『ギリギリ』という音が軽減出来るんです。と言いますか、ほとんど音がしなくなります。

私の場合は、マウスピースを付け忘れて寝るとパートナーから起こされて『マウスピース付けてないでしょ』と、いつも言われます。普段は聞こえなくなる歯ぎしり音が、付け忘れると聞こえるんですよね。

歯を削るほどの歯ぎしりの圧力を守ってくれているのが、音だけでも分かります。

なかなかこの音に自分では気づけないですが、そうとう大きな音が睡眠中に出ています。一緒に寝ている人の睡眠の妨げになりますからね。これで旅行でも、合宿でも大丈夫になりますよ。

アゴの痛みの軽減

マウスピースを付けていると、歯ぎしりから歯や歯茎に伝わる力を分散させてくれるので、朝のアゴの痛みも気にならなくなってきます。

一ヶ所に掛かっていた力が、多数に分けられる事になるので、だいぶ楽になりますね。多少の個人差はあると思いますが、私は、かなり楽になりましたよ。

まず、朝起きたときにビックリしますよ。アゴから顔のエラまでの痛みが無くなりますから。

筋肉の緊張を和らげる

歯ぎしりをしているときは、筋肉の緊張が肩や頭まで広がって、頭痛・肩こりなどを引き起こす事があります。マウスピースを使うと、噛み合わせ位置が高くなり歯に力が入りづらくなるので、肩こりや頭痛も軽減されますよ。これで朝起きるのも楽になります。

私も偏頭痛に悩まされていましたが、朝目覚めた瞬間から違いますよ。マウスピースを付けることによって本当に楽になりました。

そして、マウスピースを付けるまでは気付きませんでしたが、肩こりがかなり楽になるんです。初めて利用するとビックリすると思いますよ。

恐ろしいですよね。歯ぎしりって。寝ている間に頭痛は肩こりになるほど力むんですから。

顎関節症の予防

マウスピースを付けないで歯ぎしりが続くと顎関節症になるリスクが高まりますが、早めにマウスピースを使っていればアゴの関節を歯ぎしりの力から守ってくれるため、顎関節症になりづらくなります。

上の項目で書いたように顎関節症になると、さらに他の病気も併発してしまいますからね。

今回かなり調べてみましたが、歯ぎしりの方がマウスピースを利用しないなんてもう考えられません。私は7年利用しているのでわかります。本当に楽になりますから。

安心感

慣れるまでは大変かもしれませんが、使い続けていると、「これを付けていれば大丈夫なんだ」と思うだけで精神的に安心感が生まれます。

この安心感っていうのはリラックス出来ている状態になるので、歯ぎしり自体の軽減にもつながりますね。これはかなり効果があり、私も実感しています。

私の場合は、マウスピースを付け忘れてベッドに入り『あっ。付けてない』と気付くと、眠くてもマウスピースを取りに行くほどです。『マウスピースを付けていれば大丈夫』と思い返せば自己暗示をかけているんでしょうね。でも安心して睡眠するのって大切ですから。

*2016年4月13日追記*

 実際に使っている方の口コミ

やはり実際に使われている方は、効果を感じているようですね。

マウスピースの効果は人によって多少の違いがあると思いますが、私が利用していて思うことは『歯ぎしりをしている自覚症状があるなら、早く利用してほしい』と本当に思います。

安心感も強いですが、何より痛みからの開放感。朝も気持ちよく起きれますよ。




マウスピースって買うの?作るの?

マウスピース買う?

マウスピースと言っても色々ありますよね。市販の物から歯医者さんで作るものまで選択肢はありますが、どちらがいいのか見てみましょう。

タッピングは市販でも大丈夫?

歯ぎしりの3パターンの中でも、歯にかかる負担は一番少ないとは言え、『歯ぎしり』ですので、歯医者さんで作って貰う方が安心です。

市販のものだとしっかり自分のサイズに合っていなく、余計に悪化してしまう可能性がありますからね。私は忙しいときに歯医者に行く時間がなく、一度、市販の物を利用したことがあります。お湯につけて歯形に整えるタイプですね。

まず、歯医者の物と比べると弱すぎる。そして、サイズが合わない箇所がある。って感じでした。まぁ…値段が値段ですから何度も買い直しになりますし、今では買う気にもなりません(笑)

タッピングの方なら、マウスピースのはめ心地を試す程度でしたら、まず市販のものを試してみても良いかもしれませんね。

グラインディング・クレンチングは歯医者で作ろう

マウスピースは、しっかり自分の歯型に合っていないと、ほとんど効果が得られないんです。歯医者さんで作って貰えば、きちんと自分の歯型に合ったマウスピースが出来るので、マウスピースの効果も実感できると思いますよ。

あなたが市販のマウスピースを利用したことがあればあるほど『やっぱり歯医者だよね』って分かると思います。つけた瞬間に。

そして一日寝てみてください。驚きは、ぜひ体感してくださいね。

グラインディングやクレンチングの方は特に、プロに作って貰うことを本当にオススメします。

私が初めてマウスピースを作った時の驚き

 初めて マウスピース 作る

歯ぎしり マウスピース 作る

私がマウスピースを作るきっかけは、行きつけの歯医者さんで「歯ぎしり結構してますね」って言われてからです。そこで先生と話していると、私の歯ぎしりはヒドイらしくマウスピースを勧められました。

私の場合は、歯の表面が削れてすり減って来ていたのと、下アゴに骨のコブが出来ていたんです。そうです。グラインディングだったんですね。

作るのにも一週間くらい掛かりました。型を取って(ピンクのフニュフニュしたイヤなやつ…)固めて、なんやかんやで一週間くらい待ちましたね。

出来上がって歯医者さんでマウスピースを見せてもらうと、半透明の歯のカバーって感じの硬いものでした。最初は「えっ?これ?」って感じでしたね。マウスピースって、シリコンゴムみたいな柔らかいもののイメージだったんで…。

先生によれば、私の歯ぎしりは奥歯で強い力が掛かっているため、柔らかいものでは意味がないとの事。そして先生が言うには、歯ぎしり時の圧力は体重くらい(40~60キロ)掛かっているそうです。

それを聞くと、確かに柔らかいものではガムを噛んでいるのと変わらないって、初めて知ったんです。それからマウスピースをつけ始めて、かれこれ7年くらい経ちますね~。

上の画像が私が使っているマウスピースです。

上の画像が、補強してもらって2年くらい使っていたマウスピースです。下の画像は、最近新しく作ったマウスピースです。




マウスピースを作る費用は?

歯ぎしり費用

市販で売っているマウスピースは価格も色々ありますね。1000円~3000円以上するものなど幅ひろいです。「最初は、市販の安いものからやってみればいいや」って思うかもしれません。特にタッピングの歯ぎしりの方は。

でも、安いものを買って自分の歯型にたまたま合っていれば問題無いと思いますが、それが合わなくて結果やらなくなり、悪化してまた買ってみる。というのは、長い目で見ると勿体ないと思いますよ。

私は、やはり歯医者さんで自分に合ったものを作って貰うことをオススメします。自分の歯型に合うマウスピースでないと、結局どこかの歯に集中的に凄い圧力が掛かってしまうからですね。

マウスピース(歯医者)の相場は?

費用は5000円~7000円くらいです。私は5000円で作ってもらってますよ。これは歯の全体を被せるタイプのものになります。

マウスピースも40~60キロの圧力が毎日掛かるとなれば、もちろん割れたりヒビが入ったり、穴が開いたりと傷んできます。そうしたらまた作り直しになります。その際、作ってから6ヶ月以上開けないと、保険対象になりませんので気をつけて下さいね。

歯医者の先生に『ヒドイ歯ぎしり』と言われる私の場合は、4-6ヶ月程度で割れてしまいます。ハードタイプでも6ヶ月持たない事もあるほどです。これに関しては、あなたの歯ぎしりのタイプによって違うので、先生と相談して欲しいですね。

メンテナンス

また、歯医者さんで作ってもらうと、歯医者に行くたびに「マウスピースどうですか?」とか「歯の異常はないですか?」って聞いてくれるので、いろいろ相談ものってくれますし、マウスピースのメンテナンスもしてくれるんですよ。

メンテナンスは、基本は削ったり調整したりする程度なので、無料でやってくれます。これだけでも長く使えますよ。

私の歯ぎしりは、ヒドイ方なので破損も早くてそのたびに作り直すのは大きな出費でした。そこで先生に相談してみると、「じゃあ、補強も出来るので補強しましょうか」と言ってもらえ、背に腹はかえられないと思い、お願いしてやって貰ったんです。

補強もメンテナンスなので、私の通う歯医者は無料です。

まぁ、見た目は悪いです。ハッキリ言って。でも、人に見せるわけではないのでね。(笑)

市販の歯ぎしり用のマウスピースは当然ですが、6か月も持ちません。歯医者で5000円で作った方が結果、安くなります。

しかも定期的にメンテナンスも無料でしてもらえ、歯ぎしりの圧迫による歯の削れやアゴの腫れなどの経過も、専門的に見てもらえアドバイスもしえもらえます。

6か月5000円。1年で10000円程度です。あの痛みと不安を考えれば安いと思いませんか?




マウスピースを長持ちさせる洗い方

マウスピース洗い方

マウスピースにも、柔らかいものと硬いものがあります。どちらも洗い方にそれほど大きな差は無いですね。

柔らかいもの(ソフトタイプ)

この柔らかいタイプのマウスピースの方が、おなじみかと思います。市販でも歯医者さんでもありますね。

基本は、朝外した時に手で水洗いします。その他、研磨剤の入っていない歯磨き粉、もしくは何も付けていない歯ブラシで、流水の下で優しくこすり洗いでも大丈夫です。

研磨剤の入っている歯磨き粉を使って洗ってしまうとマウスピースに傷がついて、余計に細菌が繁殖してしまうので注意が必要ですね。

それでも汚れや菌が気になるかたはマウスウォッシュで洗ったり、ポリデントのような入れ歯用の洗浄剤につけ置きすると綺麗に保てます。入れ歯用ではなくても、マウスピース洗浄剤が市販で1000円くらいから売っていますので、入れ歯用はちょっと…という方には良いかもしれませんね。

洗ったあとは、必ず乾燥させてから通気性の良いケースに保管して下さい。 長時間マウスピースが濡れていると、菌が繁殖しやすくなっちゃいますよ。

 硬いもの(ハードタイプ)

歯ぎしりのヒドイ方で歯医者さんで作った方は、このタイプのマウスピースになると思います。

 柔らかいものと同じように、水洗いや歯ブラシでこすり洗いが基本なんですが、硬いものを使っている場合、歯ぎしりで歯と歯を擦る力が強いため、マウスピースの表面に細かいキズが付きやすいんですね。

手洗いや歯ブラシでは届きにくい汚れを落とすために、入れ歯用洗浄剤で洗浄するのをオススメします。硬いマウスピースは、入れ歯と同じ素材ですから安心ですね。

また、硬いマウスピースは、吸収性があるので乾燥によって変形する可能性があります。そのため、専用の容器か小さなタッパーなどに水を入れて一緒に保管すると長持ちしますよ。持ち運びの時は、濡れたティッシュなどに包んでケースに入れておけば大丈夫です。

我が家の洗面所には、マウスピース様用のタッパーがあります。

マウスピース洗浄剤で私も使っているオススメのものを、ご紹介しますね。

私はデンタルマウスピース洗浄剤を使っています。

物によって使える回数が違いますが、1ヶ月~2ヶ月くらいは使えます。ヌメリやニオイも取れるので、毎日スッキリ使えますよ。

歯ぎしりの予防・軽減させる方法

歯ぎしり軽減

 一番の原因がストレスですから、ココロとカラダのリラックスが出来れば軽減されると思いますが、簡単には難しいですよね。

自覚症状がなかったのに初めて疑いを持って心配になったあなた。すでに歯ぎしりが続いているあなた。実は予防や軽減も出来る方法があります。私もいくつか試しているので、試せることがあればぜひ試してみてくださいね。

少しでも解決になれば嬉しいです。

ストレスの軽減・リラックス

意識的によく笑ってみてください。アナログですが効果があります。特に何か失敗をしてしまっても、クヨクヨしないで笑ってみましょうよ。きっといつもと気分が違っているはずです。しかも、笑っていると歯と歯の接触もおさえられますよ。

また、好きなことや趣味を見つけて没頭するのも、意識が変わるのでいい効果があると思います。大声を出してスポーツ観戦してみるのもオススメです。本当にいい気分転換になりますよ。私は、スポーツ観戦で大声だすのが、ほーんとスッキリしますね!(笑)

ストレス解消=歯ぎしり治療とも言われていますから、自分なりのストレス解消法をぜひ見つけて下さい!

自己暗示をかける

楽しい事や楽しみなことを考えてプラス思考に持っていったり、明日はきっといい1日なる!と、自己暗示も効果があるんです。

子供の頃でも、「自分なら出来る、自分なら出来る」って自己暗示をかけて、持っている以上の力が出た経験って無いですか?鏡の前で、「私はキレイ、私はキレイ」って暗示かけてみて下さい。どんどんキレイになってきますよ。それと同じですね。

これも試す価値はあると思います。実際わたしも変わりましたので。

マウスピース(ナイトガード)を使う

マウスピースを使って下さい。上の項目で、自分もだと共感された方。医師に勧められている方。すでに考えていられる方。早めの対応をオススメしますよ。

私は指摘されてからも自覚症状が無かったので、マウスピースに出会うのが遅かったと思います。もっと早くに歯医者に行って使っていれば、アゴの痛みも軽減されていたんじゃないかと。

噛み合わせの矯正

歯ぎしりの原因の一つですね。噛み合わせを矯正することによって、歯ぎしりも緩和されます。

噛み合わせが悪いと歯ぎしりだけではなく、体全体への影響が出てしまうんです。意外と関係ないところの体の不調が、実は、噛み合わせが原因だったという話もありますよね。

噛み合わせを矯正すると、今まで原因が分からなかった不調な部分が改善されるかもしれないですよ。

アゴ、ほほの筋肉のマッサージ

朝起きてからや、日中歯を噛みしめている事に気付いたとき、耳の前から耳の下、ほほ骨の下あたりまで、押したり引き上げたり揉んだりしてみて下さい。

自分のアゴのコリと、筋肉が疲れているのがよく分かりますね。マッサージしながらほぐしていくと、耳たぶの裏にはリンパが流れていますから血行も良くなって楽になってきます。

これは、わたしの毎日の日課です。アゴの痛みも取れますし、いつでも出来ますしね。

安眠出来る環境をつくる

やはり、睡眠は大事ですね。十分な睡眠時間とストレスなく寝られる環境は、睡眠の質をよくしてくれます。枕やナイトミュージック、アロマテラピーにこだわってみてもいいですね。

寝る姿勢も、きちんと仰向けで寝ると良い睡眠になります。

お薬での治療

歯や顎の痛みが強いときには、『非ステロイド性消炎鎮痛薬(痛み止め)』が処方されることもあるそうです。『筋弛緩剤(きんしかんざい=筋肉を柔らかくする薬)』は、海外では使われるそうですが、日本では使われていないそうですね。

加味逍遥散(かみしょうようさん)、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)、柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)、抑肝散(よくかんさん)、六味地黄丸(ろくみじおうがん)などの漢方薬というのも効果があるようです。

薬は私も使ったことがないので、色々調べたものをご紹介しました。これがいいですとは言えないですが、漢方薬なら試してみたいなと思いますね。

色々な治療方法がありますが、私が実践しているのがマウスピースとマッサージ。そしてメンタル療法ですね。後は、日中の食いしばりに気をつけています。

先程も書いたように、電車の通勤でも下を向いて寝てしまって、起きたらアゴが痛いということや、何気ない時に食いしばってる事もあります。気付いた時に歯を離したり、マッサージしてアゴとほほの筋肉のコリをホグシています。これだけでもだいぶ違うんですよ!

ぜひ、マネして下さいね。

子供の歯ぎしり

子供 歯ぎしり

子供も歯ぎしりがあるって知ってましたか?

乳幼児は、歯の生え出す6ヶ月くらいから始まりますよね。まだこの頃は、アゴの位置を決めようとしていたり、生えてくる歯のスペースを確保するために歯ぎしりが起こるだけなので心配はないですよ。おしゃぶりしているのと同じ感覚です。

幼児~小学生くらいは、幼稚園や保育園に行き親元からはなれ、集団生活に入ると起こりやすいと言われています。大人と一緒で、環境の変化が影響して起こるようですね。

子供は、空気の変化とか環境の変化に敏感ですからね。ただ成長過程で、必要なものと考えられているんです。

小学生低学年くらいは、歯の生え変わりが始まり、その影響で噛み合わせが悪くなって起こります。まだ子供のうちなら、一時的で自然と治る場合がほとんどなので、あまり深刻にならなくても良いかと思いますよ。

子供のうちから、定期的に歯医者さんに診てもらっていると安心ですね。

まとめ

私の経験と歯医者さんで質問したプチ取材。かなり時間をかけて探した事をまとめてみました。

『歯ぎしり』と言ってもイメージだけで捉えていなかったですか?

歯ぎしりは、ストレス解消が一番の治療法です。このストレス社会で生き抜くにはいろいろ大変ですよね。まずは、ココロとカラダをリラックスさせて、プラス思考に自己暗示してみて下さい!

とは言っても、すぐに歯ぎしりが治る事はムリですから、歯医者さんで診てもらってマウスピースを使ってみてくださいね。

歯ぎしり自体は治らなくても、音の心配や顎関節症のリスクも減ってきますから。

ありがとう。aya

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