衣類についたガムの取り方をご紹介しますね。
服以外にも、靴や髪の毛・そして車や床に落としてしまったり、踏んでしまったりと知らないうちに付いてしまうことがあると思います。
7種類のガムの落とし方を実際に試し、
- 一番良かった取り方や
- 取れなかったやり方もまとめました。
参考にして下さいね。
街中でガムを踏んでしまったり、服や髪にこびりついてしまって嫌な思いをしたことがあると思います。自分で付けてしまったのなら諦めも付きますが、他人が噛んでいたガムが付いてしまうなんて…。
そんな不意に付いてしまったガムの取り方を実践してみました。
- 取れるもの
- 取れないもの
がありますので、参考にしてみて下さいね。
実践するガムの取り方
ガムって知らぬ間に付いてしまったり、踏んでしまったり…。マナーを守って欲しいですよね。
クリーニングに出して綺麗になれば良いんですが、必ずしもやって貰える訳じゃないそうです。
近くのクリーニング屋のお姉さんが言うには、「生地と生地の厚さによっても落ち方が違ったり、生地を傷つけてしまう場合があるので、全てが受けられるとは限らないですよ」って言っていました。
プロがダメなら自力しか無いですよね。
と言う事で付いてしまったガムをどうやれば簡単に取れるのか、ネットでも言われている方法を試してみました。どんな方法があるのかと言うと、
- 冷凍庫で凍らせる取り方
- 氷で冷やす取り方
- 除光液を使った取り方
- アルコール(ウィスキー)を使った取り方
- アロマオイルを使った取り方
- サラダ油を使った取り方
- オレンジオイル洗剤を使った取り方
といった方法がネット上で言われていますね。これを順番にやってみたいと思います。
使う生地
この着なくなったタンクトップと日焼けしてしまったデニムジャケットをカットして、色々なガムの取り方を試してみたいと思います。生地によって多少取れ方が違うので参考にしてみて下さい。
タンクトップ
- 綿 48%
- レーヨン 48%
- ポリウレタン 4%
一般的にTシャツやカットソーに使われるストレッチ性のある生地です。
デニムジャケット
- 綿 100%
ストレッチ性の無い薄手のデニム生地です。
※画像によって色の見え方が違いますが、個人でやっているのでご了承下さいね。
冷凍庫で凍らせる取り方
↑このまま冷凍庫で1時間位凍らせてみます(左⇒入れる前 右⇒入れた後)
↑ガムが固まって硬くなり取りやすくなってますね。気持ち良い程、簡単に取れますよ!
カットソーの方はキレイに取れますが、デニムは生地が厚い分若干残りますね。でも、また凍らせるか洗剤で洗えばキレイに取れますよ。
あっ!漢字間違えてますね…失礼しました(笑)
氷で冷やす取り方
↑ビニール袋に氷を入れます。1コで大丈夫ですよ。
↑ガムの上に氷を乗せて約10分くらい置いてみます。
↑剥がしてみるとガムが硬くなって塊のまま簡単に取れますね。
↑これもデニムの方が厚手なのでやや残っていますね。デニムの方を更に冷やしてみます。
↑今度はデニムを両面から氷で挟み、更に5分くらい置いてみます。
だいたい同じくらい取れましたね。氷で濡れていますが、キレイになっています。後は洗濯するかそこだけ洗剤で洗えば全部キレイになりますよ。簡単にキレイになって良いですね!
除光液を使った取り方
ネイルには欠かせない除光液でやってみましょう。100均で売っている除光液です。
↑ガムの付着部分に直接、除光液を掛けちゃいましょう。1分くらい放置しました。除光液はニオイが強いので、窓を開けて換気の良い所で使って下さいね。
↑おー。いい感じです。でも、臭い…(笑)
↑ どうですか?なかなか良い感じじゃないですか。
若干残っている分は、中性洗剤(台所用洗剤)を使ってみました。どちらもキレイになったんですが…。デニムをちょっと擦り過ぎましたね。そこだけ白くなってしまいました。あなたは気を付けて下さいね(笑)
アルコール(ウィスキー)を使った取り方
次はウィスキーに浸けてやってみますね。普通に飲みたいのをガマンですよ(笑)
↑ガムが付いている所をウィスキーの中に浸します。5分くらい待ってみましょう。特に見た目の変化は無いですね。
↑5分くらい待って剥がしてみると…。スゴイ簡単に取れますね。ガムが付いてもっと時間が経っている場合は、ガムが溶けてグニョグニョになるので歯ブラシを使うとイイかも。
簡単にキレイに取れました。やっぱりデニムの方が気持ち残ってますね。薄っすら残っている分は、中性洗剤で優しく洗えば取れますよ。「優しく」です(笑)
アロマオイルを使った取り方
↑ネットで「アロマオイル」でも取れるって書いてあったので、試してみますね。アロマオイルは何でも良いと思いまして、レモングラスにしました。特に意味は無いです(笑)
↑数滴垂らして2~3分待ってみます。香りは良いはずなんですが、原液のままだし間近にずっといるのでニオイにやられ気味…。ラベンダーの方が良かったかも…。何となくです(笑)
↑取れづらいですね。やり方が悪いのかオイルが悪いのか…。
↑取れないので諦めました(笑)この取り方はオススメ出来ませんね。
サラダ油を使った取り方
↑油がガムを溶かすって言うけど、サラダ油で取れるんでしょうか。じゃ、やってみましょう。
↑キッチンペーパーにサラダ油をたっぷり目につけて、ガムを擦ってみます。そうすると何と取れてくるんですね!へぇ~スゴイ(笑)
↑思ったよりキレイになりますね。 油は多めの方が取れやすいと言うか、溶けやすいですよ。でも完璧ではないですね。しかも油ジミが残ってしまいます。
↑油を使ってその油がシミになったら嫌ですよね。そこで、サラダ油のシミを取るのに中性洗剤を使ってみます。
↑油シミも残ったガムも綺麗に落ちましたね。レーヨンなどは油ジミが取れずらいので気を付けた方が良いですよ。
オレンジオイル洗剤を使った取り方
↑先ほどのアロマオイルで取れなかったガムを、オレンジオイル配合の洗剤で落としてみたいと思います。
↑オレンジオイル洗剤をスプレーします。私が愛用のオレンジマンで試してみますね。このオレンジマンかなり優れものなんですよ。主婦の味方です(笑)これ。オレンジマン
↑歯ブラシで擦ってみると溶けてきているのが分かりますね。さすがオレンジマンです。私はオレンジマンに対する信頼度がかなり高めですから(笑)本当に何でも落ちますよ。回し者じゃありませんのでご安心を。
デニムは多少の色落ちがありますが、キレイになりました。流石です(笑)
そして私が思うには、ガムといえば『お口の恋人ロッテ』さんですよね(笑)
ロッテさんのHPにもガムの取り方が載っていたので、参考にして下さい。
ロッテさんがすすめるガムの取り方
このようにロッテさんでも冷して取る方法をオススメしていますね。冷却スプレーは夏場なら持ち歩いている方も多いかも知れないですね。
ちなみに安い冷却スプレーを見つけたので。SAVANNA50 ブリザード
こんな事にならない様に、マナーを守って欲しいものです。そして子供の服を洗濯するときはポケットの中も要チェックですね(笑)
服に付いたガムの取り方ランキング
では、ガムの取り方ランキングを発表しますね。私が試して感じた結果です。
№1 氷で冷やす取り方
これが一番簡単に早く取れましたね。ニオイも無いですし、繊維も傷めないですから。オススメします!
№2 冷凍庫で凍らせる取り方
特に材料も準備する物も無くて簡単でしたよ。ただ、冷凍庫に入れている時間が掛るので2位にしました。
№3 アルコール(ウィスキー)を使った取り方
簡単に取れましたね。家に無い方は買ってこないと行けないのでその手間を考えて3位にしました。私も買って来て試しましたので。
№4 オレンジオイル洗剤を使った取り方
私の信頼度が高いオレンジマンを使いました。もちろん落ち具合は完璧です。でも、落ち過ぎてしまうんですね(笑)生地によってはオススメ出来ないので。
№5 サラダ油を使った取り方
サラダ油は私の思っている以上に落ちました。ただ、衣類に油ジミが付くとなると躊躇しちゃいますね。リスクを考えてこの順位にしました。
№6 除光液を使った取り方
除光液の落ち具合はとても良かったんですが、何と言っても「クサイ」ですからね。短時間で取れれば良いですが、時間が掛ると具合が悪くなりそうなので。
№7 アロマオイルを使った取り方
この方法は、取れなかったですね。もっと長く置いておけばもう少し取れたのかも知れませんが、簡単には取れないので7位です。
ただ、ガムが服に付いてしまう状況って外出先が多いと思います。出先の場合は、カフェや喫茶店・ファーストフード店に入った時に氷で冷して取るか、スーパーの鮮魚コーナーやレジ周りでも持ち帰り出来る氷があるのでそこで貰っても良いと思いますよ。
私が色々試した結果
- 氷で冷やす
- 冷凍庫で冷やす
- ウィスキーを使う
という方法が服に付いたガムが取れてオススメですね。あなたの状況やタイミングなどで使い分けると良いと思いますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私が実際に試した結果は、冷やすのが一番良かったですね。そこまで繊維も傷めないで済みますので。冷凍庫より氷の方が冷やしたい部分だけ短時間に冷やせるのでオススメですよ。
出先でも探せば氷や冷却スプレーはあると思います。時間が経てば経つほど繊維に入り込んで取りにくくなるので、ガムが付いてしまった時は早めの処置を心がけましょうね。
ありがとう。aya