母の日にはカーネーション。最近は、赤色以外を贈る事も増えましたよね。
色の意味をご存知ですか?間違えた色を贈っていませんか?
贈る前に、是非見てください。失礼になる母の日の花の色もあるんですよ。お母さんが後でガッカリしないようにね。
そろそろ母の日ですね。普段はなかなか伝えられない事も、母の日なら恥ずかしい事もなく感謝の気持ちを伝えられます。
感謝を形に表すと、やっぱりカーネーション!と言う方も多いですよね。そして、チョットしたサプライズもしたくなるもの。わたしもそう。
最近は、赤色だけではなく色々な色のカーネーションがあります。色には意味がありますので間違えないようにしないと大変なんですよ。
カーネーションの色の意味もふくめ、色々と見ていきましょう。
母の日 カーネーションの由来
まずは、贈ってはいけない色の事がわかるので、なぜカーネーションを贈るのか?から見て行きましょう。
アンナと言う母親おもいの娘が、亡くなった母へカーネーションを贈った事からと言われています。古い話しになりますが、アメリカの南北戦争中に敵も見方も区別せず、負傷した兵士へ処置をする活動をしていた女性がいました。
女性の名前は、アン・ジャービス。
そのジャービスが亡くなってしまい、娘のアンナが母が好きだった白のカーネーションを贈った事が始まりです。
その後、娘のアンナが母親のジャービスが働いていた教会で追悼式を皆で行ないました。その時にも、母親が好きだった白のカーネーションを配っています。
この出来事が、母の日の始まりです。
日本での母の日は、1949年ごろにアメリカの風習から、5月の第2日曜日に行うことがスタートしました。
日本では、亡くなった方へ花を贈るのは『菊の花』が一般的ですよね。アメリカなどキリスト教信者が多い国は、故人の好きだった花を贈るのが今でも多いそうです。
母の日 赤色のカーネーションの由来
今では色々な色のカーネーションを贈りますが、昔からの色は赤色。
なぜ、赤色なのでしょう?
先ほどのアンナの提案からです。アンナが母親の追悼式を行なった際には、白のカーネーションを贈っていましたよね。
母親に感謝する人は皆、母親を亡くしているとは限りません。アンナからの提案で、母親が亡くなっている人は白。存命している人は赤。とし、それぞれの胸にカーネーションをつける事になりました。
日本でも最初は白と赤の2色でしたが小さな子供の気持ちを考えて、1960年に赤に統一されます。
お母さんがいない=白。お母さんがいる=赤。
この区別が、小さな子供の気持ちを傷つける事になるのでは…との懸念から、赤になりました。
今では、カラフルなカーネーションを贈る方が増えていますが、白色のカーネーションは赤と合わせると、とても映える色なのでうっかり購入する人も多いそうです。
白色=亡くなった母親へのカーネーション。
これだけは、覚えておいて下さいね。
母の日 多色のカーネーションの意味
カーネーションは色によって、花言葉があり意味があります。
毎年の母の日に、お母さんの状況や自身の状況によって色を変えても良いですよね。表にまとめましたので見て行きましょう。
赤 | 母への愛 | 愛を信じる | 熱烈な愛 |
濃赤 | 私の心に悲しみを | 欲望 | 情熱 |
ピンク | 感謝 | 気品 | 熱愛 |
オレンジ | 純粋な愛情 | 清らかな慕情 | 感動 |
青 | 永遠の幸福 | ||
紫 | 誇り | 気品 | |
黄 | けいべつ | 嫉妬 | 愛情の揺らぎ |
白 | あなたへの愛は生きている | 尊敬 | 亡き母を偲ぶ |
どうでしょうか?
赤文字にした色(濃赤・黄色・白)は、ネガティブな意味合いを花言葉で持ちますので、避けたほうが良いですね。
黄色は、赤と一緒だと色も映えてキレイですが、けいべつ・しっと・あいじょうのゆらぎ……こんな意味を持ちます。
感謝を表す母の日には、いかがなものかと。気を付けてください。
お花屋さんは知っていても教えてくれませんよ。だって、沢山売りたいですからね。そんな花言葉より、見た目と売上重視です。
カーネーションを買うタイミングは重要
由来や花言葉もわかり『では、買うぞ!』となったと思いますが、買うタイミングには注意点があります。
ネット注文も花屋で購入するのも同じですが、4月の上旬がベスト。下旬だと遅いことも。5月は厳しい!花屋にとって母の日が、一年で一番忙しい時期です。日本中がカーネーションを求めています。クリスマス時期のいちごと同じですね。
大量の注文に対し、母の日までに届けなければいけません。しかも、花は生物ですので買い置きも出来ません。
受注・カード・送り状・注文・ラッピング・梱包・配送手続き……
4月中までに入っている注文だけでも忙しいので、5月には注文をうけない所も数多くあります。早め早めで注文して下さいね。
楽天市場で一番売れているカーネーションがこちら。
まとめ
- アンナが亡き母に白のカーネーションを贈った事が、カーネーションの始まり。
- アンナが追悼式をしたことが、母の日の始まり。
- 代表色の赤色は、存命は赤。故人は白。とアンナからの提案で始まった。
- 日本は、お母さんがいない=白を、子供の気持ちを考え1960年に赤に統一した。
- カーネーションの濃赤・黄・白は、ネガティブな意味を持つ花言葉。
- カーネーションを購入する時期は、5月では遅い。
いかがでしたでしょうか?
一年に一度しかない母の日ですが、花言葉の意味を理解してお母さんに贈りたいですよね。くれぐれも、白や黄色のカーネーションは贈らないように。
カーネーションと一緒にプレゼントをする人はプレゼント選びも重要ですが、もっと重要な事もあります。それは、本当にお母さんが嬉しい事をしているのか…。母の日に祝ってもらったお母さんのブログやアンケートを調査して、まとめた記事がありますので合わせて見て下さい。
その他、母の日の参考サイト
父の日も忘れないで(笑)
あなたの感謝をこめて。
ありがとう。aki