【石油ファンヒーター】石油代の燃費をエアコン電気代と比較

石油ファンヒーターの石油代(灯油代)&電気代と、エアコン(暖房)の電気代を比較してみました。

どっちが消費電力と燃費を抑えられ節約できるのか、計算をして一覧にしています。

更に、節約するためのひと工夫をご紹介していますので、参考にしてみて下さいね。

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寒い季節になると欠かせないのが暖房です。冬を快適に過ごす為にエアコンや、ストーブ、ヒーターなどの暖房を使う方も多いと思います。

エアコンだけの方、ストーブだけの方、こたつとストーブの方など。

でも、節約しつつ効率よく暖めるには何を使えば良いの?と悩みますよね。

そこで石油ファンヒーターの石油代(灯油代)&電気代と、エアコンの電気代ではどちらが節約出来るのかをまとめてみました。

電気代と石油代を節約するためにも、参考にしてみて下さいね。

エアコン(暖房)の電気代はいくら?

エアコン電気代 石油ファンヒーター 比較

エアコンって、夏も冬も中には梅雨時期の洗濯物を乾かすためにも、使う方がいると思います。

あなたはエアコンの電気代っていくら位になるのか、知っていますか?

メーカーや機種、サイズによっても多少変わってきますが、今回は人気のダイキンさんのエアコンを例に、電気代を計算してみたいと思います。

エアコン電気代 石油ファンヒーター灯油代 比較画像引用元

エアコン(暖房)の時間毎の電気代の目安
  1時間 6時間 8時間 12時間
エアコン 6畳タイプ 9.9円 59.4円 79.2円 118.8円
エアコン 8畳タイプ 11.1円 66.7円 88.9円 133.3円
エアコン 10畳タイプ 15円 89.8円 119.7円 179.5円
エアコン 12畳タイプ 18.7円 112.2円 149.6円 224.4円
エアコン 14畳タイプ 23.1円 138.6円 184.8円 277.2円
エアコン 18畳タイプ 33円 198円 264円 396円

※各電力会社従量電灯コースにおける、1kWhあたりの平均消費電力単価をもとに、1kwh=22円で計算しています。電気代計算シュミレーター電気料金計算


8畳で1時間10円程度の電気代なのね

ダイキンのうるさらシリーズの6畳タイプ~18畳タイプで、1日に使う時間ごとの電気代を出してみました。

例えば


あなたが一人暮らしで・・・
  • 1日に6畳タイプを6時間使った場合、約60円の電気代が掛かります
  • これを1週間使うと、約60円 × 7日 = 約420円
  • 1ヶ月使うと、約60円 × 30日 = 約1800円

家族の場合は・・・
  • 12畳タイプを8時間使うと1日約150円
  • これを1ヶ月続けると、約150円 × 30日 = 約4,500円

これが大体の目安です。

注意点として、エアコンは電源をON・OFFする時が一番、電力を消費します。

上の表は、一定温度で継続的に使った場合の金額になるので、頻ぱんにON・OFFをすると、さらに金額がかさみますので気を付けて下さいね。

また温度も上げたらその分、一定温度になるまで電力を消費しますので、そこも考慮しておきましょう。

石油ファンヒーターの電気代はいくら?

エアコン電気代 石油ファンヒーター電気代 比較

それでは次に、石油ファンヒーターの電気代を調べてみましょう。

ご存知の通り、石油ファンヒーターは主な消費は石油(灯油)になります。そのため、電気代は殆ど掛かりません。

石油ファンヒーターもエアコンと同じように、人気のコロナさんのSTシリーズで計算してみたいと思います。 

エアコン電気代 石油ファンヒーター灯油代 比較画像引用元

石油ファンヒーター電気代の目安
  1時間 6時間 8時間 12時間
木造 9畳 コンクリート12畳    (弱) 0.3円 1.7円 2.3円 3.4円
         ”      (強) 0.6円 3.4円 4.6円 6.8円
点火時 16.8円      
木造10畳 コンクリート13畳     (弱) 0.3円 1.6円 2.1円 3.1円
         ”      (強) 0.6円 3.4円 4.6円 6.8円
点火時 16.8円      
木造12畳 コンクリート17畳   (弱) 0.3円 1.6円 2.1円 3.1円
         ”         (強) 0.6円 3.7円 4円 7.5円
点火時 16.8円      
木造15畳 コンクリート20畳   (弱) 0.3円 1.7円 2.3円 3.4円
         ”        (強) 0.7円 4.2円 5.6円 8.4円
点火時 16.8円      
秒速点火ONの場合(全てのサイズ) 2.6円 15.5円 20.7円 31.1円

木造10畳コンクリート13畳タイプを(強)で8時間使っても、1 日の電気代は約5円

1ヶ月使っても、約150円とかなり安いのですね

どうですか。エアコンの電気代より全然安いですよね。掛からないに等しいくらい。

そう、重きを置くのは「灯油」なので。

ただ、石油ファンヒーターもエアコンと同様に、電源のON・OFF時には電力消費が高くなります。上の表で見ても分かりますが、点火時と秒速点火の場合は価格差が。

また、強弱の切り替えでも金額に差が出ますので、そのことも考慮してみてください。

石油ファンヒーターの石油代とランニングコストはいくら?

エアコン電気代 石油ファンヒーター灯油代 比較

石油ファンヒーターの電気代の目安は分かったと思います。次に、灯油代はどれくらいになるのかと、時間ごとのランニングコストの目安も見てみましょう。

灯油価格は時期や地域によって異なります。こちらは全国平均額で計算していますので、平均より高いか低いかで多少変動します。

石油ファンヒーターの灯油消費額の目安
  1時間 6時間 8時間 12時間 タンク
木造 9畳 コンクリート12畳             5L
石油消費料(強弱平均値) 0.19L 1.16L 1.54L 2.31L  
石油代 15.2円 91.2円 121.6円 182.4円  
ランニングコスト(強弱平均値) 15.7円 93.75円 125.1円 187.5円  
木造10畳 コンクリート13畳              7.2L
石油消費料(強弱平均値) 0.2L 1.22L 1.63L 2.82L  
石油代 16円 96円 128円 192円  
ランニングコスト(強弱平均値) 16.5円 98.5円 131.4円 197円  
木造12畳 コンクリート17畳            7.2L
石油消費料(強弱平均値) 0.26L 1.56L 2.08L 3.11L  
石油代 20.8円 124.8円 166.4円 249.6円  
ランニングコスト(強弱平均値) 21.3円 127.5円 169.5円 255円  
木造15畳 コンクリート20畳            7.2L
石油消費料(強弱平均値) 0.32L 1.91L 2.54L 3.82L  
石油代 25.6円 153.6円 204.8円 307.2円  
ランニングコスト(強弱平均値) 26.1円 156.6円 208.8円 313.1円  
  • ※石油(灯油)価格 1L=80円として計算しています。全国灯油価格
  • ※各電力会社従量電灯コースにおける、1kWhあたりの平均消費電力単価をもとに、1kwh=22円で計算しています。
  • ※ランニングコスト=灯油代+電気代(強+弱÷2)

このような結果が出ました。見て分かる通り、電気代と灯油代の金額差が大きいですよね。


例えば、木造10畳コンクリート13畳タイプで1日8時間使うとしたら・・・
  • 1日約1.63Lの石油を使うことになり、ランニングコストは131.4円
  • これを毎日続けると、ランニングコスト131.4円 × 1ヶ月30日 = 約3,942円

あくまで目安です。

石油ファンヒーターの機能や、室内環境・設定温度、モード機能などでも変わってきますよ。

そして石油ファンヒーターは殆どが石油代なので、上手く使って石油消費量を減らせられたら節約にもなりますね。

石油ファンヒーターとエアコンの燃費を比較

エアコン電気代 石油ファンヒーター灯油代 比較

石油ファンヒーターとエアコン、それぞれのコストの目安は分かりましたよね。

じゃあ、結局どっちがお得なの?と言う事で、下記の一覧でワンシーズンでのコストを比較してみましょう。

石油ファンヒーターとエアコン(暖房)の1シーズンの燃費比較の目安
  1時間 6時間 8時間 12時間
エアコン (暖房)   6畳タイプ 1,188円 7,128円 9,504円 14,256円
エアコン (暖房)   8畳タイプ 1,332円 8,004円 10,668円 15,996円
エアコン (暖房)   10畳タイプ 1,800円 10,776円 14,364円 21,540円
エアコン (暖房)   12畳タイプ 2,244円 13,464円 17,952円 26,928円
エアコン (暖房)   14畳タイプ 2,772円 16,632円 22,176円 33,264円
エアコン (暖房)   18畳タイプ 3,960円 23,760円 31,680円 47,520円
         
石油ファンヒーター 木造 9畳  コンクリート12畳     1,884円 11,250円 15,012円 22,500円
石油ファンヒーター 木造 10畳 コンクリート13畳     1,980円 11,820円 15,768円 23,640円
石油ファンヒーター 木造 12畳 コンクリート17畳     2,556円 15,300円 20,340円 30,600円
石油ファンヒーター 木造 15畳 コンクリート20畳     3,132円 18,792円 25,056円 37,572円

※1シーズン=11月~2月までの120日として計算しています。


ワンシーズンの数字なのね

エアコンと石油ファンヒーターのサイズの目安は下記の通りです。

  • エアコン 6・8畳     =  石油ファンヒーター 木造 9畳  コンクリート12畳
  • エアコン 10・12畳  =  石油ファンヒーター 木造 10畳 コンクリート13畳
  • エアコン 14畳         =  石油ファンヒーター 木造 12畳 コンクリート17畳
  • エアコン 18畳         =  石油ファンヒーター 木造 15畳 コンクリート20畳

このサイズの目安を見て上記の一覧で比較してみると…

  1. エアコン8畳タイプ 120日 × 6時間 = 約8,004円
  2. 石油ファンヒーター 木造 9畳 コンクリート12畳タイプ 120日 × 6時間 = 約11,250円

と言うことは

約3246円エアコンの方が安いのですね

全体で見ると、一般的な家庭で使うエアコンの6畳~12畳タイプだと、石油ファンヒーターよりエアコンのほうがお得。

逆に、エアコンが大きいサイズになると、燃費がかかり石油ファンヒーターの方がお得。

エアコンの方が安くても、部屋のサイズや外気温によって温まり方が弱い事もあります。

その場合は、石油ファンヒーターを室内が一定温度になるまで使って、後はエアコンに切り替える。というような、使い分けで短時間で温まり方も、消費電力も変わって来ますよ。

また、部屋自体に外気が入ってこないように工夫するのも、節約につながりますので部屋を見直してみては?

私が実践する部屋の中での寒さ対策

エアコン電気代 石油ファンヒーター灯油代 比較

せっかく部屋を暖めていても、隙間風が入ったり外気で暖まりが悪かったりすると余計に電力も消費してたり、体感温度も低いままに何て事に。

そこで私が思う節約にもなる、ひと工夫をご紹介します。

  1. エアコンとファンや扇風機を併用して使う
  2. 窓にダンボールや断熱シートを貼る
  3. 床にカーペットを敷く
  4. 靴下の重ね履き
  5. 薄いダウンを着る
  6. 部屋を閉め切る
  7. 体が温まる飲み物を飲む
  8. カイロを貼る
  9. 加湿器を使う
  10. 湯たんぽを使う

どうですか。こんな感じです。もう色々とやられている方も居るかとは思いますが。

ファンや扇風機を併用して使う

温風は、上に上がっていきます。

顔の方ばかりポッポして、足元が寒いと言う事がありますよね。頭がボーッとすると眠くなってしまいますし。

そういう時にファンや扇風機を使って、部屋全体にまんべんなく空気を送ってあげれば、効率よく部屋を暖められます。

これでかなり節約が出来ますので、試してみてくださいね。

窓にダンボールや断熱シートを貼る

ダンボールや断熱シートを窓に貼ると、冷気の侵入を防げます。

ダンボールって意外と温かいって知ってました?路上生活の方にも必須アイテムですし。

ダンボールじゃ見た目が…。という方には、表がシルバーのレジャーシートやプチプチシートまたは、市販の断熱シートで試してみて下さい。

窓の近くに行っても、きっと体感温度は変わっていますから。

床にカーペットを敷く

特にフローリングだと直に冷たさが伝わりますよね。そこで、カーペットを敷くだけでも冷たさから開放されます。

しっかりしたカーペットでなくとも、100均でも売っているジョイントマットでも代用出来ます。小さなお子様がいるお宅では、使っている方も多いかも知れませんね。

また、カーペットの下にシルバーのレジャーシートを敷くと更に効果がありますよ。

じゅうたんの部屋とフローリングの部屋で、体感温度が違うのと同じ原理です。

靴下の重ね履き・薄いダウンを着る

私の中ではテッパンです(笑)冷え性の方だと、モコモコの靴下を履いていても足先は冷えていませんか?

靴下を重ねて履くことで、体感温度も変わってきます。履く靴下の素材も綿よりシルクやウール混の物を。

また、上半身の冷えには、ユニクロさんのライトダウンがオススメです。やはり、薄くて軽いので家事をする時や、寝る時でも動きやすいので重宝しますよ。

エアコンの温度を下げて、靴下と薄いダウンで節約をしてみてくださいね。

部屋を閉め切る

勿論、換気は必要ですが、とにかく全部閉めきる。

ドアの下の隙間には、テープや布を貼って隙間風を防げば、部屋の温度も早く一定になります。カーテンも長めが良いですよ。

また、ドアの開け閉めも素早く。冷蔵庫と一緒ですね。外気を入れさせなければ、部屋は温かいままなので。

逆に、部屋が暖まり過ぎたら温度を下げ、少し換気を。

体が温まる飲み物を飲む

温かい部屋で冷たいアイスも食べたいですが、自分の体感温度が上がれば暖房の温度も低くて済みますから、まずは自分を温めて。

コーヒーよりココアを。レモンティーよりジンジャーティーを。体にも良いですし、冷え性改善にも良いですから。

夏のクーラー病にも使えますよ。

カイロを貼る

冬はカイロが手放せないと言う方も多いですよね。

私のオススメは、貼るタイプのミニサイズを左右の肩甲骨の間と下腹部に1枚ずつ。この2ヶ所に貼ると、体の気のめぐりも良くなって温かくなります。

カイロを貼って薄いダウンを着て動いていると、結構暑くなってきますよ。これは、ダイエットにも効果があるかも。

加湿器を使う

冬は乾燥しますから加湿器は欠かせないですよね。

加湿器のスチームの湿度で、体感温度も高く感じますので、石油ファンヒーターやエアコンの温度を低くしても効果はあると思います。

夏も湿度があると余計に暑く感じませんか?それと同じ効果を利用すれば節約に繋がりますよ。

乾燥も防げて体感温度も上がり、暖房の温度も下がり節約に。

湯たんぽを使う

可愛い湯たんぽを見つけました。

寝る時だけではなく部屋でくつろいでいる時にも、受験生の勉強中にも使えますね。

湯たんぽが無くても、ホット用のペットボトルにお湯を入れれば湯たんぽ変わりになります。

湯たんぽ自体は電気代が掛かりませんから経済的。ただ、ヤケドには注意して下さいね。

まとめ

一般家庭で使うサイズでは、石油ファンヒーターとエアコンを比較すると、エアコンの方がお得。それとは逆に、エアコンのサイズが大きな物になると、石油ファンヒーターの方がお得になります。

あくまで目安ですので、設定温度や頻ぱんな電源のON/OFFでも、消費電力や金額は変わりますので注意して下さいね。

また、石油ファンヒーターやエアコンとプラスαで節約も出来ますので、設定温度を低めにして部屋の温度を逃がさない工夫も取り入れてみて下さい。

その他、参考サイト

ありがとう。aya

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