ストレスってひとことで言っても、その重さは人それぞれですよね。解消方法もまた然り。ストレスを溜めないことが一番ですが、なかなか現代では難しいことかも知れません。
それでもココロと体のためにも、気持ちを楽にしないと体が持たないですよね。
そこで、今までに私が感じてきたストレスから、どうやって解消しているのかをご紹介して行きます。参考にしてみて下さい。
ストレスを知ることから始めよう
現代人は多くのストレスを抱えていますよね。仕事のこと、家庭のこと、友達のことなどなど。
あなたはそのストレスを、
- いつから意識していましたか?
- ストレスってどういうモノか、最初から知っていましたか?
私のそんな疑問から、私が感じていたストレスについてお話ししたいと思いま
私が初めて感じたストレス
私が、ストレスを知ったのは20代半ば過ぎという、かなり遅い時期でした。
たぶん言葉自体は、何気に聞いていたのかもしれませんが、私はストレスをストレスと感じていなかったんです。肩こりも凄い凝っているのに、自分で自覚が無いほどでしたから。今思うと、かなり幸せな人でしたね。
そのストレスを実感した時も、周りから「それってストレスじゃない?」と言われて「こういうのがストレスなの?」と半信半疑だったんです。
あの時ストレスというモノを知って、よくよく振り返ってみるとストレスで体にダメージを受けていたんですね。そうです、日本人特有の「胃痛」ってやつです。
あの頃は、毎日毎日忙しくてほぼ残業だし、思い通りに行かないことばかりでイライラしていたのも事実です。無意識に、いつも眉間にシワが寄っていて周りに「すごい眉間にシワ寄ってるよ」って言われて気付く。ということが良くありました。
そんなことの積み重ねから、考えすぎて胃痛になってしまったんだと思います。でも、寝れば治るので深く考えることも無かったんですよね。
その他、偏頭痛が出始めたのも、あの頃だったように思います。ほぼ毎日、軽い頭痛がしていました。それでも若さゆえ、仕事帰りに仲間と飲みに行けば発散できていたし、頭痛も治っていました。
さらに深まる私のストレス…
女性にとって30代は、厄年続きで体の変化もあり色々大変な時期といいますが、まさに大変な30代でした。
それまでの人生とは一変して、生活のことや仕事のことなど悩みが尽きなく、不安で考えなきゃいけない事ばかりで毎日が憂鬱でしたね。
あの頃は営業の仕事でほぼ外だったので、よく渋谷センター街の交番横のベンチに座って、ボーッと人を眺めていたり、先の見えない先の事を考えたり。焦りと失望の中、なんとか乗り越えなきゃともがく日々でした。
そんな生活が続いて、かなり胃痛がひどくなり、人生初の胃カメラ検査をした結果、とうとう「急性胃炎」までに。まさか、ここまでなると思わなかったですね。
そんな頃、ふと聞こえてきた曲が、その時の自分に希望を与えてくれる曲で、今でもその曲を聴くとあの頃の思いが蘇って来ますし、私にとっての応援歌でもあります。
私のストレスコントロール方法
それまでのストレスから何とか開放されたいと言う思いから、私なりのストレスの解消方法を見つけました。
何かモノに頼るわけではなく、自分自身の意識と行動で解消できると言う事を知り、それを実践しています。あえて意識して行動するだけで解消出来るようになって来ますので、難しく考えず試してみては?
小さな幸せ探し
ある本を読んでいた時に、辛い時には「身の回りの小さな幸せを探すと良い」ということが書いてあり、そうなのかと試してみることに。確かに落ち込んでいる時って、あまりちゃんと周りを見ていないんですよね。
よーく見てみると、小さな気付きがいっぱいあるんです。
私は田舎育ちなので、とにかく自然しか無かったんですが、都会は探さないと自然が無いことに今更ながら気付きました。子供の頃は、考えなくても目に映るもので季節を感じられていましたが、都会は自分から探さないと見つかりません。
しかも、空があまり見えなくて、月も星も探さないと見えないんですよね。改めて周りを見渡すと、こんなにも違うのかと驚きでした。
そこから都会でも道端に小さな花が咲いていると、足を止め「この子も頑張って咲いてるんだなぁ」と意識して小さな幸せ探しをするようになりました。
こんな細やかなことでも、意識してやってみると気分が落ち着くというか、ちょっと意識が違うところに行くからか、少し楽になるんですね。そして、自分も頑張ろうと。
これは、今でもやっています。今は意識してではなく、自然と目が行くようになりました。
あなたも意識して、空を見上げてみませんか?
ちょっと変えてみる
ストレス解消方法は、人それぞれだと思います。ご飯を食べに行くとか、カラオケをするとか、夜通し遊ぶとか、叫ぶとか(笑)
私はとにかく何事もポジティブに考えるようにしています。そして、ちょっと捉え方を変えてみる。これだけでも、私はストレスが溜まらなくなりました。
最初はこの考え方も、「ただ自分がガマンするだけじゃん」って思っていましたが、やってみると違うんです。結構、冷静に考えられるようになりますし、相手の思いも考えられるようになります。
例えば、相手に何かを言われても、
- 「何でこの人はこう言ったんだろう?」と考え、
- 「自分のために何か言ってくれてる」って考えてみると、
- 「そうか、自分のここが違ってるって事を教えてくれたのか!!」って答えに。
- そう思うと相手に「ありがとう」って感謝の気持ちまで。
こういう考え方をすると、相手のことを考える分、相手のことを自然と理解するようになります。今まで思っていた人物像と違う?って思ったり。
とはいえ私だって、たまにはイラッと来ることもありますよ。だって人間ですから(笑)
でもこの方法は本当に、ちょっと考え方を変えるだけで楽になるので、あなたにも試して欲しいですね。
無心になる
以前の職場では海外仕入れを任されており、その時は考えて考えて買っているのですが、家に帰って冷静になると
- 「何でアレを入れたんだろう」
- 「アレ入れちゃったけど大丈夫かな」
と思う時があり、そんな時は「何かに没頭」して無心になって、解消していました。
特に凄いことでもなく、趣味があれば趣味に没頭すればいいし、本に没頭してもいいし。
私の場合、なぜかキッチンの「ゴトクを磨く」ことに没頭していましたね。無心になってゴシゴシやっていました(笑)あとは、パン作りでした。生地をこねている時、余計なことも考えずに済みますから。しかも「あ”ーっ」てなってる時も生地に当たればいいんで。
色々考えても仕方ないし、そこから負のスパイラルにハマっても困るので、気分を変えて「ま、いっか」って開き直っちゃいましょう。
とにかく笑う
タイトルそのままなんですが、ただ笑うではなくて「声を出して笑う」です。そうすると何か体の中のモヤモヤしてたものが、吹き飛ぶ気がします。
なので私は出来れば1日1回、声を出して笑いたいんです。最近笑ってないなと感じたら、テレビのお笑い番組を見て笑うようにしています。主人からは「ギャハハ、うるさい」って言われますが…。良いんです。だって面白いし、自分の体のタメなんですから。
そうやって声を出して笑うと、その後の気分も切り替わって良いプラスのスパイラルに入る感じがしませんか?
これを意識してるだけで、運気も上がってる気がしますし。思い込みかも知れませんが(笑)
でもこれも大事なことですよね。
ビジネスで成功している方々も、「自分は運がいい」と思っているそうです。実際は分からなくてもそう信じこむ。そうすると自然と運気も良い方に向いてくる。そんな気がします。
そしていつも笑顔で明るい人の周りって、やっぱり人が集まっていませんか?
なんか引き寄せられるんでしょうか。幸せを分けて貰えているような。私もそんな人になりたいと思います。
ひとりで悩まない
私は、あの辛かった時期をなんとか自分なりに変えていけるようになってから、良いパートナーに出逢うことができました。出会ってから随分と時間が掛かりましたが、今では、人生のパートナーでありビジネスパートナーでもあります。
私たちは何でも話すし何でも相談します。どちらかが何かでつまずけば、どちらかが親身に話を聞き、アドバイスをする。それでもモヤモヤしているときは、2人で外に発散しに行きます。
夫婦でいつも一緒にいるから、という事もあると思いますが2人で1人というか、片方が元気が無いとつまらないし2人で元気でいたいんです。
私たちは、お互いに話しあえているので、ストレスは溜まらないし溜めないようにしています。
そうです。ストレスも人と共有してしまえば、かなり気分が楽になるってこと。
ひとりで考えても自分だけの考えで終わってしまいます。自分以外の人に話せば、自分と違った意見をくれ、解決の糸口が見つかるかもしれません。
ひとりで悩まず、誰かに相談してみてください。きっと楽になりますよ。
最後に
いかがでしたでしょうか。少しはお役に立てましたか?
私のストレスコントロール方法は
- 小さな幸せ探し
- ちょっと変えてみる
- 無心になる
- とにかく笑う
- ひとりで悩まない
ですが、これはあくまで私なりの解消法です。
あなたはあなたなりの解消法を見つけられれば、それが一番ですので自分なりの解消法を見つけてくださいね。
そして、私は「後悔しない人生を」をモットーに、何か迷うときは「後悔するか・しないか」を考えています。何か行動して後悔するのと、行動しないで後悔するのでは、全く違いますよ。
後々まで引きずるのは、「行動しないで後悔すること」ですから。
そんな判断基準で、自分なりの解消法を探してみても良いかもしれませんね。
さあ、ストレス社会に負けずに、頑張っていきましょう。
その他、参考サイト
ありがとう。aya