さっぽろ雪まつり。2月のイベントとして有名ですよね。
大きな雪像が毎年ニュースになりますが、作成費用は、どのぐらい必要なのでしょうか?
さっぽろ雪祭りに関わる、色々な費用を調べてみました。
あなたは今、ニュースで札幌雪祭りを見ましたか?
それとも観光で札幌に行ってるのでしょうか?観光の方は足元すべるので気をつけて下さいね。転ばない歩き方はコチラでわかりやすく説明があるので、転ぶ前に合わせて見て。
わたしは、テレビで雪まつりのニュースを見ると『この雪像は、どれぐらいの制作費用が必要なのだろう…』と思っていました。
せっかくなので探しましたよ。では見て行きましょう。
札幌雪まつりの費用
まずは、札幌雪祭り全体費用から。
運営は『さっぽろ雪まつり実行委員会』になり、札幌市や市内の企業や団体などで構成されているんです。
第63回の決済額は『1億5千万円の費用』になると、実行委員会のHPに記載されています。ですが、ジャーナリストの記事には、札幌市が『2億3千万円を助成している』との記事がありました。
この2億円前後の費用は、さっぽろ雪まつり実行委員会のみ。の費用となりますので、スポンサーや自衛隊の費用を合わせると何倍もの費用になります。
さすがにスポンサーの費用は、ネット上ではわかりません。全体では10億…20億…30億… …
企業の偉い方、スポンサー料金のご連絡お待ちしております(笑)
札幌雪まつりの経済効果は
費用がわかれば経済効果が気になります。
色々な試算が出ていますが『200億円以上』と言われているんです。すごいですよね。
比較してみましょう。
2012年に北海道のプロ野球チームである、日本ハムファイターズが『優勝した時のパレードは、10億円以上の経済効果』と言われています。
札幌雪まつり。やはり凄い効果ですね。
200億円で、経済効果を探してみると
- AKB48の総選挙
- 上野動物園のパンダ2匹
- 米ニューヨーク市の同性婚
こんなところです。パンダもなかなかやりますね。
経済効果が凄いのは分かりましたが、ただただ喜んでもいられません。
北海道民からは『経済効果が見込まれるのは、札幌市民だけだろ』『私達の税金を使うな。こっちにも回せ』などの意見も多くありますが、皆さんのお考えにお任せします。
ボランティアの大雪像制作費用
では、雪像の費用を見て行きましょう。
大きさで費用は異なりますが、メインになる大雪像は5基になります。この内、2基がボランティア団体が制作し3基が自衛隊が制作しています。
2015年からは、自衛隊は2基の制作になり1基減るのですが、その詳細はコチラでは割愛させていただきますね。
まずは、ボランティア団体での費用を見て行きましょう。コチラを見ていただきたい。
平成23年度の予算額が記載されていますが、『7000万円ほどの費用になります』。ボランティアでは2基の制作になりますので『1基で3500万円』になりますよね。
内訳を見ると『大雪像制作 及び ボランティア指導業務 2500万円』とあります。
指導料が高く、この金額でボランティアなのか?と疑問が湧いてしまいますよね。札幌市からNPO法人に委託しています。もちろん税金です。
ボランティアの方々の技術向上を期待したいですが、ボランティアですからね。手伝っていただけるだけで良いのではないでしょうか?指導料で2500万円はどうなんでしょう。
自衛隊の大雪像制作費用
次は、自衛隊の費用です。
ボランティアの制作より、雪像と言えば自衛隊が作っているイメージが強いですよね。『夜戦築城訓練』と呼ばれる訓練の一環として自衛隊が制作してくれています。
実際に制作している自衛隊員は特に何かある事もなく『楽しんでもらいたい』との気持ちで制作してくれているんです。そして、今では凄い技術者。
ですが、自衛隊なので世間では色々な意見があります。
『他に使い道があるだろ』などの批判的なコメントですね。国民の税金が使われていますから。
調べてみると、7ヶ月間の間、設計から制作をするとの事。制作するのに必要な雪も、遠い距離まで往復で運んだりもします。
色々な意見がありますが、制作している自衛隊員は仕事の一環として行なっているので、隊員の事を批判するのはどうかと思いました。このあたりは一個人の意見として流して下さいね。
自衛隊の作成費用ですが、はっきりした情報はネット上ではわかりません。
ですが、2013年に三重の伊勢神宮が大雪像で作られた際、伊勢市側から3800万円が支払われ自衛隊が制作した。とのジャーナリスト記事があります。
ボランティアも自衛隊でも大雪像1基の制作費用は『3500万円程度』はかけらているようですね。
まとめ
- 雪まつり全体の費用は、2億円 + ボランティア費用 + スポンサー費用 + 自衛隊費用 + …
- 経済効果は200億円
- 大雪像の制作費用は1基3500万円
いかがでしたでしょうか。
北海道の一大イベントですが、運営していく大変さが費用を見ることによってわかりましたね。遊びに行っても見ているだけではなく、色々な人の思いがあり苦労がある事を考えていただけたら嬉しいです。
北海道は当然ですが、まだまだ寒い日が続きますのでご自愛してくださいね。
その他、参考サイト
ありがとう。aki